光陰虚しく度ること莫れ
今年もあっという間に九月を迎えました。
異常な暑さも少し和らいできたものの、まだまだ厳しい日差しを感じる日もあります。けれども、暦はどのような天候にも左右されることなく、例年通り静かに進んでいきます。
曹洞宗でお唱えするお経である『参同契(さんどうかい)』には、「光陰虚しく度(わた)ること莫れ」という一節があります。道を求める者は、日々の一時一時を決してむなしく過ごしてはならない。そのような教えが説かれています。
私たちは過去に戻ることはできません。
春ごろに戻って頑張り直すということはできません。
私たちにできることは、今、これからの時間を大切に生きていくということです。
今年の終わりには、「頑張ったな」と振り返られるよう、残りの時間を悔いなく生きていきたいものです。

